RubyKaigi 2025 はちょい背伸びして頑張った(感想ブログ)

RubyKaigi 2025 が終わってしまった。こういうのは熱いうちにブログにしておかないと書かないので早めに書きました。

サマリ

最高の RubyKaigi だった!というと月並みすぎるんだけど最高だったなぁ

個人的には本売って LT やって DJ やってというどれもちょっと背伸びした挑戦ではあったんだが やっぱり背伸びするって大事だなと思った RubyKaigi でもありました。来年も背伸びポイントを作りたいですね(本編登壇ですかね)

このブログはとりあえず本とかLTとかについて書いたあとに全体で良かったこととか書こうかな

DJ については一個前のブログで書いたのでこちらでは割愛しますがめっちゃ楽しかったです。

同人誌を売ってました

@.bookstore という笹田さんが技術イベントでやっている本屋さんに 今回は同人誌を置かせてもらえるというイベントがあったので、そちらに「Rubyではじめる電子工作」を置かせていただいていました

Rubyではじめる電子工作~ラジコンを作ろう~:hachi

■概要 本書は電子工作に入門しながらラジコンを作ってしまおうという電子工作入門書です。一般的な入門書と違い以下のような特徴があります。 ・一般的にC言語や MicroPython で必要とされる環境構築やコンパイルが必要ありません ・Ruby のプログラムを書

そして今回無謀にも40冊も会場に持っていきました。最初60冊持っていこうとしていたんですが、 スーツケースの重さが飛行機に載せられる重量を超えたので40冊にしました。 (あと yuuu さんが10冊って言ってたので自分多すぎるのでは?とビビったのもあります)

40冊積んである本

40冊持って行くのマジ重かった…

もし次があるなら次は何らかの形で郵送したいと思います

そして売り切る

1日目12冊、2日目10冊、3日目18冊と、あれよあれよと売れて全部なくなりました

本が完売したときに購入者と撮った写真

高橋会長が本の紹介をしてくれるコーナーで紹介していただいたり

高橋会長が本を紹介してくれている写真

はすみさんが登壇のセッション内で紹介してくれたりと多大な支援をしていただきました。(紹介時の画像は嬉しすぎて撮るの忘れちゃった)

はすみさん登壇写真

また、@.bookstore を企画していただいた笹田さん、運営に関わった皆さんの力がなければ本は売れませんでした。 本当にありがとうございます。とても楽しかったです。

買ってくださった皆さんにサインもしました。なんかもうちょっと RubyKaigi 2025 とか書けばよかったなって思っています。

サインもしました

あとサインといえば Binary Hacks Reboot を買って、帯を書いた小崎さんにサインを頂きました。 Kyobashi.rb にたまに来てくれる小崎さんにサインもらえたのすごい嬉しかったです。

小崎さんにサインを頂きました

LT をしました

昨年に引き続き今年も LT をしました。今年は Fiber Scheduler vs. General-Purpose Parallel Client という題で話しました。

Fiber Scheduler vs. General-Purpose Parallel Client

去年よりは緊張せずに喋れた気がします(去年はデモの時間が若干読めなかったので全部話せるかが怪しくて緊張してた気がする)

今年も練習は5分若干超えてたのでドキドキしてたんですが、なんか本番はちょっと巻いてしまってましたね。 割と自分は本番ちょっと巻いちゃうくせがあるので次からはちょっとオーバーしててもいいかなって思うようにします。

tkskkd さんからLTの歴史の話と5分に収まってほしくないって話がありましたが、 個人的には熱量が感じられれば最高って話だと理解したので次回以降も熱量込めたLTをしていこうと思います。

あと、LTは Day2 の最後でしたが、寝て起きてDay3の朝、Fiber Scheduler の実装である async gem の開発者で Ruby Commiter の Samuel から、「grpc gem に Fiber Scheduler で grpc gem も平行に動かせる PR 出したよ」というメッセージが来てて飛び起きました。

Samuel からのりぷ

自分が LT で言ったことでまさかそれが可能になるとは夢にも思ってなかったのでまじでこれは夢なのか?と思いました。

RubyKaigi と Ruby Commiter の力をめちゃめちゃ感じました。これを自分でできるようになりたいですね。

所属企業メンバーとしての活動

自分の所属しているフリー株式会社は Gold Sponsor です。弊社からは10人ほど参加していました。

freee メンバーの集合写真

フリーからは初参加のメンバーが多かったので自分が事前に座談会を企画して実施して、事前情報のインプットをしたりもしました。

社内で RubyKaigi 2025 直前座談会 を開催しました - freee Developers Hub

こんにちは。freee 大阪拠点で freee販売を開発しております、bucyou (ぶちょー) こと、川原です。 developers.freee.co.jp RubyKaigi 2025 まで、残すところ1週間となりました。Xを見る限りは、もう現地入りして

また、Drinkup Sponsor だったので、2日目の夜には Drinkup を企画、実施しました。

ここらへん詳しくは会社の方のブログで誰か書くと思うので割愛しますが結構いい Drinkup だったんじゃなかろうかと思っています。 自分も多少お手伝いできたかなと思うので来年も頑張りたいですね。

本編感想

本編で自分が聴いて自分に次やりたいアクションが浮かんだトークのメモです

State of Namespace

もりすさんのトークです。 experimental ではあるが 4.0 に入ると Matz が言っていたので入ったら軽くでもいいから触ってみたいですね。 トークとしては Namespace のデバッグが大変という話で、めっちゃ大変そうだという感想でした。

TRICK 2025: Episode I

とりあえず「あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界」は読みたいなという気持ちになりました。

毎度会場が沸いていてすごくいいなと思います。楽しい。

Performance Bugs and Low-level Ruby Observability APIs

lowlevel-toolkit という gem の話でした。 この gem 試しに使ってみたいですね。

Demystifying Ruby Debuggers: A Deep Dive into Internals

RubyMine のデバッガーの話でした。デバッガーは debug gem でいいかなと思いつつ、 debug gem の内部実装とかもうちょっと読んでみたいなと思う話でした。社内でやってる gem を読む会、つぎは debug gem にしようかな。

MicroRuby: True Microcontroller Ruby

われらが PicoRuby 作者のはすみさんのトーク

MicroRuby は動かしてみたい。

Porting PicoRuby to Another Microcontroller: ESP32

yuuu さんが ESP32 に PicoRuby をポーティングした話

ESP32 持ってるのにまだ動かしてないので早く動かしたいですね。

その他写真とともに振り返り

Day 0 で伊丹空港と松山空港で ydah, ogom のお二人に会ってお昼一緒に食べに行ったの RubyKaigi の滑り出しとしてとても良かったです

バスで Ruby friends した写真

そして一緒に食べたもとやまさんの鯛めしめっちゃ美味しかった

もとやまさんの鯛めし

DD4D、結局 RubyMusicMixin があった Day3 以外、松山にいた日は毎日飲んでた。まじうま。Don Jalapeño 最高。

DD4Dの店構え

やんちゃハウスでの写真が一つもないことに気づいたんですがやんちゃハウスのひとときもめっちゃ楽しかったです。

ハウスは道後温泉に足湯、本館、別館と何度も温泉入れてめっちゃ良かった

足湯

道後温泉本館

道後温泉椿の湯

ハウス近くのラーメン屋 nori で食べた裏メニュー(焦がしガーリック塩チャーシューメン)はまじで美味かった。 もう一回ぐらい行っておけばよかった…

焦がしガーリック塩チャーシューメン

会社の同僚がパーカー着た後ろ姿撮ってくれてました

同僚が撮ってくれたパーカーの後ろ姿

Day 3 のお昼に行った roro coffee stand もすごい雰囲気がよく、店主の方がいろいろ周辺の飲食店情報を教えてくださってとても良かったです。 飲食店は夜やってる店が多かったので今回は行けずじまいでしたが、次また松山来たときは絶対行きたいと思います。

roro coffee standのコーヒー

松山城は天守閣だけじゃなくて周りのところも歩けたので結構楽しいお城でした。

松山城

まとめ

ということで最高の RubyKaigi 2025 でした。

個人的に RubyKaigi はまずモチベーションを持ち帰ってくるものだと思っていて今回も十分来年へのモチベーションをいただきました。

また1年 RubyKaigi まで仕事やコードに邁進したいと思います。

来年までの意気込みとしては、本編登壇、DJもっとうまくなる、英語もっとできるようになる、ですかね。

また1年やっていくぞ!来年また函館でお会いしましょう!

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